赤ちゃんのあせもにベビーパウダーをパフパフつけまくり、真っ白にしてませんか?
お母さん!お義母さん!「あせも=ベビーパウダー」という考えはもう時代遅れな様です。
夏に備え「あせも対策・ベビーパウダーの色々な使い方」をまとめました。
出来てしまったあせも治療
暑くなり、冬生まれの二女に赤いポツポツが・・・
あせもがひどくなる前にベビーパウダーを買わなくては!
焦る気持ちをおさえ、念の為ネット検索してみた。
何故だ。
「ベビーパウダー」の文字が出てこない。
上の子(20数年前)は当たり前のようにベビーパウダーで真っ白だったというのに。
調べてみたら、ベビーパウダーはあせも予防には効果があるが、出来てしまったあせもには逆効果だと分かった。
あせもが生じてからつけたりしますと、逆効果となります。パウダーにより汗孔や毛穴が塞がれてしまうからです。
あせもの初期治療は、ぬれたタオルで汗をかいた皮膚をふいたり、シャワーをあびたりして、汗孔を塞いでいるものを物理的に取り除き、開放させることです。
間違いだらけの「あせも」対策
汗をかいたらそのままにしないで清潔にして保湿をきちんとすること。すぐにお風呂に入れないときは、濡れたタオルでやさしく拭き取るだけでも効果があるそうです。
衣服も汗を吸収してくれ、通気性の良い、肌触りの良いものを選びましょう。腰や股のあたりなど、おむつをつけている部分もあせもができやすい部分なので、おむつを選ぶときも汗をきちんと吸収してくれたり、肌触りのよいものを選んであげると良いですね。
赤ちゃんのあせもを予防するには? -おむつのムーニー 公式 ユニ・チャーム
親の仇かの如くベビーパウダーをパンパンしていた私は、結果的にあせもを長引かせていたのだと20数年たった今知りました。
エアコンの無い部屋で、毎日毎日お風呂上りやおむつ替えの度にベビーパウダーぬってました。
早く治る様に!と。
今思えば、ひと夏パンパンし続けたのは…私のせいだった様です。
知らないって罪ですね(遠い目)
注意)ホームケアで改善されない場合や、赤ちゃんの機嫌が悪い・手であせもを触ろうとする場合は病院を受診してください。
あせも予防
出来てしまったあせもにはベビーパウダーは逆効果だとわかりましたが
予防で使用する場合は、タイミングや使い方に注意が必要です。
間違っても真っ白になる様な使い方では、予防どころか逆効果になりかねません。
ベビーパウダーは、毛細管現象により、汗を拡散させることができるのです。
毛細管現象が機能するには、ベビーパウダーの粒子間に空気が存在しなければなりません。したがって、皮膚がぬれた状態でベビーパウダーをぬっても、あせもを予防することはできません。ベビーパウダーは入浴後に使用される場合が多いですが、つけるタイミングは十分水分をふきとり、すこし乾燥した時です。
間違いだらけの「あせも」対策
つけた後に、さわってサラサラした感じでなければ、つけるタイミングが間違っています。また、ベビーパウダーを厚くぬってしまいますと、毛細管現象は垂直方向にも生じるため、汗は多方向に拡散します。その結果、パウダーが汗孔の上でダマのようになり、汗孔はふさがれてしまうことになります。こうなりますと、ベビーパウダーは有効に機能しません。
大切なのは皮膚を清潔にして、保湿をすること。石けんをしっかりと泡立てて、こすらないようにきれいに洗って、しっかりすすぎます。シャワーだけだと、どうしても洗浄剤が残ってしまうので、夏場でも体を洗った後、湯船に入ったほうがきれいに洗浄剤が落ちてお肌に良いですよ。
お風呂から出た後は、すぐに保湿をしましょう。きちんとスキンケアをして、肌の乾燥を防いでおくと、バリア機能が高まってあせもができにくくなります。生後2~3ヶ月になると、特に乾燥しやすいので、しっかり保湿を。
服は通気性がよく、汗を吸収しやすい肌触りの良いものを選びましょう。汗をかいたらこまめに着替えるのも良いですね。
赤ちゃんのあせもを予防するには? -おむつのムーニー 公式 ユニ・チャーム
ベビーパウダーを使うタイミングや使い方を知らなかった方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの首や足の付け根など、しわの奥に薄くベビーパウダーをぬるのは難しいな。というのが正直な気持ちです。
<我が家の実録>
・オムツの中に出来た赤いプツプツは、「昼寝前にシャワー+保湿」「就寝前のお風呂+保湿」で2日程で治りました。
・首にできた赤い帯状になったプツプツは上記のケアでは悪化しないのが精一杯でした。
一週間頑張ったのち病院に行き塗り薬を貰い、2日でスッと良くなりました。参考に見にくいですが写真を載せます。

ベビーパウダーの意外な使い方
慌ててベビーパウダー買っちゃったよ~!という方!!無駄にはなりませんよ!
意外にも、ベビーパウダーには様々な使い方があります。
その中でも夏にピッタリな使い方をまとめました。
・寝る前のスキンケアアイテムとしても使える
寝る前のスキンケアにもベビーパウダーがおすすめ。使い方は、保湿クリームを塗ったあとに付けるだけ。べたつきが抑えられますよ。体全体に付ければ、寝汗も防げて快適に寝られますね。・汗が気になる部分にはたくだけ!汗蒸れ対策にも
暑くなってくると気になる汗。特に目に付く、脇や足のムレが気になってきますよね。気になる部分にベビーパウダーを付けると、サラサラをキープしてくれるのでおすすめです。お出かけ前に付けてみてくださいね。・汗で前髪が崩れる……前髪はりつき防止にもベビーパウダー!
汗をかくと、おでこに前髪がはりついてしまう方も多いのではないでしょうか?そんなときはベビーパウダーを乾いた前髪に少量付け、おでこはブラシではたいてみましょう。余計な水分や湿気を吸着してくれるので、サラサラがキープできますよ。・入れるだけで簡単!靴の消臭にも
ベビーパウダーの使い方♡赤ちゃんだけじゃない!大人にもおすすめの活用法も
1日中はいた靴は、汗や水分で湿っていて臭いも気になるところ……。ベビーパウダーを脱いだ靴の中に振りかけて、1晩おくと消臭できますよ。直接パウダーを振りかけた場合は、はく前に必ず粉は捨てましょう。
直接振りかけたくない場合は、ベビーパウダーを布に包んで靴に入れてくださいね。
・下着や締め付けの強い服で起きる、かゆみ予防
暑い時期や籠もる季節の時は、下着のワイヤーによる締め付けや、ウエストがきつい服などで肌に痒みが出てくることもありますね。
そんな時は、服や下着をつける前にお肌にベビーパウダーを塗っておきましょう。
痒みを予防してくれます。・これはかなり効果あり!靴擦れ予防
新しい靴や下駄は靴擦れが激しいもの。
雨の日や汗ばむ日は、履き慣れていたはずの靴でさえ、靴擦れが起きてしまうことも多々あります。
そんな時はぜひ、足全体にベビーパウダーを塗って外出してください。
摩擦が軽減され、靴擦れの確率が大きく下がります。・海に行く前に身体につけると、ベタつきや水着擦れを予防!
日常で役立ちすぎる「ベビーパウダー」の使い方おすすめ8選。効果があった活用法だけ紹介! – Latte
水着の前に全身にベビーパウダーを塗っておきましょう。
日焼け止めのベタつきや水着ズレ予防、それから砂などが無駄につかないため快適に過ごすことが出来ます。
他にも沢山の使い方が紹介されていましたが、一部のみ抜粋させて頂いてます。
こんなにも色々な使い方があるとは知りませんでした。
一家にひとつベビーパウダー!と言っても過言ではないと思います。
まとめ
お母さん・お義母さんからすると、あせもの治療や予防にベビーパウダーを使用するのは当たり前の感覚かと思います。
お孫ちゃんの為にベビーパウダーを用意している方が居られるかもしれません。
それは時代のせいで、もちろん悪気はなくむしろベビーパウダーの香り同様に優しさしかありません。
ママさん世代は、感覚の違いにイラっとせず「最近は保湿が主流なんですよ~」と広い心で教えて上げてほしいなと思います。
さらに別の使い方を伝授できれば、会話のネタにもなるのではないでしょうか。
またお母さん・お義母さんの中には
夏なのにお風呂上がりに保湿しているママの姿に、違和感を覚える方もいらっしゃるかと思います。
それもまた時代のせいで、ママさんは調べたり聞いたりしながら我が子が健やかに夏を過ごせるよう日々頑張っていますので安心して下さい。